宮島七浦巡り
海から詣でる厳島

JR西日本が宮島航路開業100周年を記念して「海から詣でる厳島・七浦巡り」をはじめた。これは面白そう! いつもの観光ルートは何度も行ったが、宮島一週を海から見られる機会はあまりない。違った宮島に出会えるかも…と思い「宮島周遊クルーズ」に参加した。

七浦巡りとは、宮島では「七浦巡り(御島めぐり)」といい、厳島神社前の「御笠の浜」から出航し、弥山(みせん)を常に右に見るように周囲をめぐり、七浦に祀られてある神社に祈願することが古くから行われていました。戦国時代の厳島神社神官によると、織田信長が本能寺の変で倒れた前年1581年には何度も島巡りが行われたとの事で、少なくともそれ以前からあったようです。

宮島周遊地図    クルーズ
宮島一週七浦巡り                 JR西日本”七浦巡り”

七浦神社とは次の神社です。(参拝順)
@杉ノ浦神社  A鷹ノ巣浦神社  B腰細浦神社  C青海苔浦神社  D山白浜神社  E須屋浦神社  F御床浦神社

その他にも宮島には次のような有名な神社があります。
@長浜神社  A包ヶ浦神社  B養父埼神社  C大元神社

      七浦で見られる自然
      ・波食台…海岸地層が波に侵食されて海岸が後退し、波があたらなかった海面下の部分が平らになった岩台のこと。
      ・海食崖…波食台に続く切り立った崖。
      ・海食洞…断層の弱い所が波で削られて穴になったもの。
      ・海食門…海食洞の壁が突き抜けたもの。
      ・離れ小島…海食門の天井が抜け落ちたもの。
      宮島全体の自然が守られていて、建築物やガードレールのような物等、人工のものが見えないように配慮されています。

「御島巡り」と「御鳥喰式」
昔むかし、三人の姫神様が新しい御鎮座地を求めて瀬戸内海を巡業された際、からすが新たな御鎮座地に案内した由来をもとに神事化されたものです。
「御島巡り」は宮島を右回りに一周しつつ、浦々の神社に順に参拝していきます。このうち養父埼神社の沖合いでは「御鳥喰式」といって神主が祝詞を奏上し、むしろで包んだ菰(こも)の上に団子を盛り付け海に浮かべます。しばらくすると雄雌二羽の神鳥が、団子を森に運んでいきます。このあと船は網の浦に着き、参拝者は大元神社にお参りします。最後に厳島神社で御神酒をいただいて「御島巡り」は終了します。その時いただくお弁当も、神山に行く潔斎のための食物で、しきたりにのっとった物です。竹の皮で編んだ籠に入っていて、肉類は無くお魚が中心の物です。「厳島七浦巡り」特注の神酒もセットになっています。


お弁当   お神酒  

 厳島・七浦めぐり おしながき
 一、ふぐの一夜干し
 一、瀬戸の焼き海老
 一、木の葉南京
 一、蓮根の煮しめ
 一、出し巻き卵
 一、かまぼこ(白)  お神酒一本
 一、酢の物
 一、きぬさや
 一、オレンジ
 一、蒟蒻
 一、しば漬け
 一、銀むすび  二個

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